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生前対策(終活)の必要性

人生会議をしておきましょう



こんちには。行政書士安藤あつゆき事務所代表の安藤です。

これまでブログは当事務所のサイトとは別のサイトにアップしておりましたが、サイトのリニューアルに伴い、今後はこちらにアップしてまいります。

また別サイトにアップしていた記事のうち、生前対策(終活)関係の記事は順次こちらに移行してまいります。

本日はそのうち、2018年9月15日にアップした記事を(修正も加えながら)お届けいたします。

それでは、どうぞ♪

目次

姉妹ゲンカを避ける対策とは?

さて、本日は前回からの続きです。前回は、母親の死によって姉妹の主張が顕在化してしまいました。(→前回のお話しはこちらです♪

本日は、姉妹の仲が悪くならないようにする為の対策をお話ししていきたいと思います。

正解は一つではありませんが、私がおすすめするのはアドバンス・ケア・プランニング(ACP)というものです。

アドバンス・ケア・プランニング(ACP)とは、何なのでしょうか?

「サービス付き高齢者向け住宅情報提供システム」様のサイトには、以下のように記載されているページがあります。


"神戸大学では、「平成 29 年度厚生労働省委託事業 人生の最終段階における医療体制整備事業」により、「人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン」に基づいたACPの進め方についてパンフレットを作成しました。"

 
引用元:サービス付き高齢者向け住宅情報提供システム(URL:https://www.satsuki-jutaku.jp/journal/article/p=513)


そのパンフレットにアドバンス・ケア・プランニングのことが分かりやすく記載されている部分があるため、その箇所を下記に引用してみたいと思います。

アドバンス・ケア・プランニングとは?


"万が一のときに備えて、あなたの大切にしていることや望み、どのような医療やケアを望んでいるのかについて、自分自身で考えたり、あなたの信頼する人たちと話し合ったりすることを「アドバンス・ケア・プランニングーこれからの治療やケアに関する話し合い」といいます

これらの話し合いは、もしもの時にあなたの信頼する人があなたの代わりに治療やケアについて難しい決断をする場合に重要な助けとなります

あなたにはこのような前もっての話し合いは必要ないかもしれません

でも話し合いをしておけば、万が一あなたが自分の気持ちを話せなくなった時には、心の声を伝えることができるかけがえのないものになり、ご家族やご友人の心の負担は軽くなるでしょう"

 
引用元:これからの治療・ケアに関する話し合い~アドバンス・ケア・プランニング~

アドバンス・ケア・プランニングと尊厳死宣言書

このように自分の想いを家族と話し合っておき、また家族のみならずかかりつけ医とも治療方針を共有しておき、イザという時に自分の希望通りの治療を受けることができるように備えておくこと、これがアドバンス・ケア・プランニング(ACP)です。

※個人的には「あなたにはこのような前もっての話し合いは必要ないかもしれません」のところが気に入っています。話し合いをするもしないも、『人それぞれ』ですから。
また「話し合いをしておけば、・・・ご家族やご友人の心の負担は軽くなるでしょう」の部分も共感します。親は『子供の好きにしてくれればいい』とよく言いますが、実際子供の立場からすると『それはストレスがかかるんだよなぁ』なんですよね~。

意思表示が出来なくなった時の備えとして、これまでは公正証書で『尊厳死宣言書』を作成しておく、というのが一つの方法でした(当事務所においても、「尊厳死宣言公正証書」の作成相談は可能です)。

ただ尊厳死宣言書は一般的に定型文となっており、ほぼ『延命治療は希望しません。ただし苦痛は緩和して下さい。』のみの内容となっております。

アドバンス・ケア・プランニングの柔軟性

それに対しアドバンス・ケア・プランニング(ACP)の場合は、医療従事者(かかりつけ医など)と話し合いながら、自分の細かい希望を決めていくことができます。

勁草書房から出版されている『終の選択 終末期医療を考える』では、この話し合う内容について以下のように記載されています。


"話し合う内容は、将来受けたいあるいは受けたくない医療・ケア、希望する看取りの場所、自分の代わりに医療やケアの決定をしてもらいたい人(医療代理人)の指名、患者の価値観や思想信条、宗教などに基づく希望などさまざまです。"

 
引用元:終の選択 終末期医療を考える(勁草出版)


つまり、かかりつけ医と話し合いながら、受けたくない治療だけでなく『これは受けたい!』という治療や、『自分が話せなくなったらこの人に聞いて下さい』という人物を決めておく、また最期は病院がいいのかそれとも在宅か、更には価値観・思想信条・宗教などにより『胃ろうはやめてほしい』『輸血はどうしても拒否する』など、個人個人の想いを叶えることが可能となるのです。

まさに「100人いれば100通り!」の治療方針です。

※ただし健康な方であれば、かかりつけ医のいない方もいらっしゃるかと思います。そうした方は、「尊厳死宣言公正証書」をとりあえず作成しておくのも有効です。

想い通りに生きていくためにはコミュニケーションが必要

治療方針に限らず、昔は「人と同じこと」が求められてきました。

勉強では周囲と同等かそれ以上の成績を求められ、友達からは同じ趣味を持たないと仲間外れにされてしまう。

しかし、これからは「個人個人の想い」を実現することが可能な時代となってきます。

そして自分の想いや希望を実現していくためには、大事な人とのコミュニケーションが必要になってくるのではないかと、個人的には思います。

学生であればその相手は親だったり、夫婦であれば配偶者やパートナー、親であればその相手は子供だったり。

勉強においても、恋愛においても、はたまた終活においても、大事な人と十分お話し合いをし、自分の希望を叶えていきましょう!




本日の記事は以上となります。

最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。

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