穏やかな終活は「お話し合い」で解決! 札幌市西区の行政書士事務所がお手伝い致します。

事例1 親が何も準備をしていなかった

 登場人物 あなた、長男A、次男B、三男C (あなたのご主人はすでに亡くなっている)

 

 Aがあなたと同居して(もしくは近くに住んで)おり、あなたの介護をしていた。あなたに必要な買い物(食事代や身の回りの物など)をあなたの財産から支出していた。
 やがてあなたが亡くなり相続が発生。相続人はA、B、Cの3人の兄弟。

 

 ※遺言がない場合、このケースでは3人は、遺産から同じ割合で配分されます。

 

 Aの主張:親の介護をしていた自分は、その分他の兄弟よりも多くの財産を貰っていいはずだ!

 

 BとCの主張:Aは親の財産を自由に使えていたので、A自身の買い物も親の財産から使い込んでいたに違いない!従って、介護をしていたとしても法定相続分の三等分が適当だ!

 

 兄弟の主張は折が合わなく、3人の仲は悪くなってしまった...

 

 

→これは親が、自分が亡くなった後のことに関して何も行動を起こさなかった事例です。上記にも記載した通り、遺言がない場合、子供たちは同じ割合で配分されることになります。

 

 しかし実際は、子供たち全員が、あなたの生活に全く同じ関わり方をしていることは稀であります。この事例のように、それぞれが異なる関わり方をしているケースがほとんどです。

 

 であるならば子供たちも、あなたへの想いをそれぞれに持っている訳であり、その場合、あなたの遺産に関してもそれぞれの想いを持っていてもおかしくはないのです。

 

 ではこの場合、遺言を用意しておけば問題はないのでしょうか。

 

 この問いに関して当事務所は、遺言だけでは不十分だと考えます。

 

 たとえばあなたが、Aには50%、Bには30%、Cには20%の遺産を分け与えようと遺言に書いたとします。もちろん、あなたにはあなたなりの考えがあり、熟考のうえで遺言を書きました。

 

 しかしあなたの想いは、紙に書いただけでは伝わりずらいのです。

 

 人がコミュニケーションをとる場合、メールや手紙といった文字だけよりも、それにプラスして、口頭で補足したほうがより正確に内容が伝わるということは、これまでの経験からお分かりかと思います。

 

 同じように、あなたが亡くなった後の想いを伝えるのも、文字だけではなく直接口頭で伝えないと、100%のあなたの想いは伝わりません。

 

 そのためには、生前にお話し合いをし、そのうえで遺言(あるいはエンディングノート)を作成する必要があるのです。

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